【タバコニュース】(11-25)ウェールズ:公共の場所の禁煙法の、子どもの家庭内受動喫煙への影響は
イギリス(ウェールズ)
EurekAlert 11/23
「禁煙法による子どもへの影響はなし」
ウェールズで施行されている禁煙法によって、タバコの煙が公共の場所から家庭内へは持ちこまれていなかった。アクセス自由のBMCのジャーナル「BMC公衆衛生」に収載された、ウェールズの75の学校の3500人の児童を対象にした調査結果では、法施行の前と後で、子どもが曝される副流煙の量は同じで、禁煙法の施行後には家庭内での煙の曝露が増えるのではないかとの懸念を安心させるものである。
カーデイフ大学社会科学部のジョーホリデー氏等は、ウェールズの議会からの資金助成でこの研究を行った。禁煙法導入の前と後に、約1750人の6歳児の唾液に含まれるタバコの煙への曝露のマーカーとなるコチニンのレベルを測定し、また子どもたちには受動喫煙の状況などを質問した。ホリデー氏によれば、「公共の場所から煙が家庭内へと移って、非喫煙者、殊に子供への悪影響が出るのではないかとの懸念が出されていました。われわれは、ウェールズの禁煙法が10―11歳の子どものいる家庭内での受動喫煙が増えてはいないということがわかりました。とは言っても、子供の受動喫煙の主な場所が家庭であることに変りありません。」
研究者たちは、受動喫煙のこの測定値の高さは、公衆衛生上の懸念事案であるとしている。
・喫煙者のいる家庭の子どもは、問題となるほどの受動喫煙に曝されている。
・禁煙法が出来ても、その程度には差はなかった。
公共の場所での禁煙法の効果の検証が、このようにタバコ規制先進国から出てきます。これから禁煙法を整備する日本のような国にとっては、非常に参考になる資料です。

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